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Apache Solr 8.11.3 が利用可能になりました!

  

投稿日: 2024年02月16日

    

Apache Solr 8.11.3 が KandaSearch で利用可能になりましたのでお知らせします。

使い方

インスタンス作成時にSolrバージョンの選択肢が表示されますので、8.11.3を選択してください。

ご注意事項

KandaSearchの拡張機能ライブラリーで配布されているSolrコンフィギュレーションやSolrプラグインご利用時は、お使いのSolrバージョンに合わせてこれら拡張機能をご選択ください。

Apache Solr 8.11.3 のリリースノート

以下に日本語訳した Apache Solr 8.11.3 のリリースノートを掲載します。オリジナルのリリースノートはこちらをご覧ください。

Solr は Apache Solr プロジェクトが生み出した、人気があり、極めて高速なオープンソースの NoSQL 検索プラットフォームです。その主な機能は強力な全文検索、ヒットハイライト、ファセット検索、動的クラスタリング、データベース統合、高機能な文書ハンドリング、そして地理検索です。Solr はとてもスケーラブルで、耐障害性が高い分散検索とインデクシングを備え、世界中の巨大なインターネットサイトの検索とナビゲーション機能を牽引しています。

Solr 8.11.3 は下記より今すぐダウンロード可能です。

https://lucene.apache.org/solr/downloads.html

Solr 8.11.3 リリースのハイライトは以下の通りです。

セキュリティ対応

  • 「enableRemoteStreaming」と「enableStreamBody」のSolr構成オプションをシステムプロパティと環境変数に変換しました。
  • 特定のファイルタイプがコンフィグセットにアップロードまたはダウンロードされないよう制限しました。
  • ストリーミング式を使用する際、ZK資格情報とACLはすべてのZKサーバーに送信されなくなりました。これらは、デフォルトのZKホストに送信された場- 合のみ使用されます。
  • スキーマデザイナーは、コンフィグセットの正当性を正しく管理できるようになりました。
  • UIでは、デフォルトでさらに多くのシステムプロパティ(sysProps)が非表示になります。
  • さまざまなクライアントライブラリのアップグレードが行われました。これには、Jetty、Tika、Netty、Calciteなどが含まれます。

不具合修正

  • TLOGレプリカ上のトランザクションログ(TLOG)が無限に大きくなることはなくなりました。
  • PRSを使用しているクラスターに対するさまざまな修正が行われました。
  • コレクションのRENAME APIは、壊れたエイリアスを作成しなくなりました。
  • スキーマ/コンフィグの各APIの使用によってアップロードされたコンフィグファイルが壊れることはなくなりました。
  • FieldLengthFeatureがNon-stored(非格納)/Missing(欠落)の時に発生していたNPE(NullPointerException)が修正されました。
  • 管理対象リソースに対するHEADリクエストで発生していた500サーバーエラーを修正しました。

機能追加

  • s3-repositoryモジュールでAWS STSサポートをサポートするようになりました。
  • 「ノードのロール」と「クエリを専用で処理するノード」が追加されました。

Solrの以前のバージョンからのバージョンアップの方法についての情報はSolrリファレンスガイドのアップグレードノートをご覧ください。

https://solr.apache.org/guide/8_11/solr-upgrade-notes.html

全ての不具合改修点を見るには以下の CHANGES.txt をお読みください。

https://solr.apache.org/docs/8_11_3/changes/Changes.html

Solr 8.11.3には、対応するApache Luceneリリースのバグ修正も含まれています。

https://lucene.apache.org/core/8_11_3/changes/Changes.html

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