プロジェクトの作成と管理
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プロジェクトとは
KandaSearchにおけるプロジェクトとは、検索エンジンのインスタンスや共同作業するメンバーなどの管理単位となる入れ物です。
プロジェクトで管理できる主な項目は以下の通りです。
- 検索エンジンのインスタンス
- 参加メンバー(ユーザーは複数のプロジェクトに参加可能)
- バックアップとリストア
- Webページクローラー
- お支払い情報設定
- 拡張機能
- 類義語辞書
KandaSearchでは、プロジェクトを作成して、ユーザーを招待し、インスタンスなどを共有し、共同作業を行いながら開発を進めて行くことが可能となっています。
プロジェクトの作成
- プロジェクトを作成するには、管理コンソールの各画面の最上部に表示されている+アイコンから「新規プロジェクト」を選択するか、プロジェクトリスト画面右上の「プロジェクトを作成する」をクリックします。
- プロジェクト名とプロジェクト概要(任意)を入力し、プロジェクトのアイコンとして使用する画像をアップロード(任意)した後、「作成」をクリックします。
1人のユーザーが複数のプロジェクトを作成することも可能です。また、1人のユーザーが複数のプロジェクトに参加することも可能です。
プロジェクトの一覧
プロジェクトリスト画面には、自分の所属しているプロジェクトの一覧が表示されます。プロジェクト名の横に表示されているのは、そのプロジェクトにおけるユーザーとしての役割になります。
プロジェクトリスト画面を表示するには、画面左上のKandaSearchロゴをクリックします。各設定画面からプロジェクト一覧に戻りたい場合には、この操作を行ってください。
プロジェクトの単位と考慮点
それでは、どのような単位でプロジェクトを作成すれば良いでしょうか。
ここでは、開発用のプロジェクトと本番用のプロジェクトを分けた場合を例に、考慮すべき点について見ていきましょう。
開発用プロジェクトには、以下の2つのインスタンスを作成したと仮定します。
- 開発用インスタンス
- テスト用インスタンス
本番用プロジェクトには、以下の1つのインスタンスを作成したと仮定します。
- 本番用インスタンス
本番環境を別プロジェクトとすることで、例えば、
- 本番用インスタンスを開発用プロジェクトと分離することにより、開発作業中に誤って本番環境の設定を壊してしまうことを防止できる。
- 本番用プロジェクトには招待するユーザーを限定することで、本番環境にアクセス可能なユーザーを絞り込むことができる。
一方で、機能によっては、プロジェクトを跨ぐことにセキュリティ上の制限があり、
- テスト用インスタンスで取得したバックアップを本番用インスタンスにリストアできない。(バックアップ&リストアは、同一プロジェクト内のインスタンスに限られ、プロジェクトを跨ぐことはできない。)
- Webページクローラーを使用した場合、Webページクローラーもプロジェクト単位の管理となり、異なるプロジェクトのインスタンスにインデクシング要求を投げることはできない。(Webページクローラーも開発用と本番用それぞれのプロジェクトに必要となる。)
- プロジェクトで作成した類義語辞書を別のプロジェクトと共有できない。(ただし、インポート&エクスポートすれば可能。)
などの、考慮すべき点があります。
プロジェクトの設定
一旦作成したプロジェクトの設定を変更するには、プロジェクトビューの設定メニューより行います。
プロジェクトの設定では、以下の項目が設定可能です。
- プロジェクト名
- プロジェクト概要(任意)
- プロジェクトのアイコン画像(任意)
- プロジェクトマネージャ情報(任意/必須※1)
※1: 有償のインスタンスを作成する場合には、プロジェクトマネージャ(プロジェクトの代表連絡先)の設定が必須となります。
プロジェクトの削除
プロジェクトの削除も、プロジェクトの設定画面より、行えます。(プロジェクト削除の操作を行うには、全てのインスタンスを削除しておく必要があります。)
プロジェクトを削除すると全てのリソースが削除されます。一度削除されたプロジェクトを復元することはできませんので、ご注意ください。